もしかしてあなたも!?『副腎疲労』ってなに?

食事

こんにちは!
にこるです。


突然ですが、
こんなことありませんか?


✅昼間ねむい
✅体がだるい
✅朝起きられない
✅寝つきが悪い
✅集中力がない
✅やたらとしょっぱいものや
 甘いものが食べたくなる



これらの原因は、
『副腎疲労(ふくじんひろう)』
かもしれません。



偏った食事や
慢性的なストレスなどのせいで
副腎が疲れている状態をいい、


疲れやすさや寝つきの悪さ、
集中力の低下などの
不調を引き起こします。



腎臓の上にある副腎は
「ホルモンの工場」と呼ばれる臓器で、
50種類以上のホルモンを
生産・分泌しています。


その中でも特に重要なのが
「コルチゾール」というホルモンで、
体内のあらゆる炎症を抑えてくれます。



ストレスに対抗して
正常な体を維持してくれるため、
「ストレスホルモン」とも呼ばれます。



副腎疲労とは、
ストレスと戦おうと
コルチゾールを分泌し続けた結果、


副腎が疲れ果て、ストレスと
戦えなくなっている状態です。



その結果、さまざまな不調や
症状が出てきてしまいます。


副腎が正常に働いているかどうかは
見た目では判断できないため、
周囲からは単にやる気がないように
見えてしまいます。


意思の問題ではないのに
「やる気がない人」
と思われるのはイヤですよね。




このことに気付けないと
ズルズルと不調が続くことに。


副腎疲労を改善するには
「何を食べるか?」よりも
「何を食べないか?」が重要です。



食事に気を使わなければ
他の治療をどんなに頑張っても
改善しません。


ただし、食事は人生の楽しみの
1つでもあるので、
「食事制限がストレスに
ならないようにすること」も大事です。


お恥ずかしながら、
副腎疲労があったときの
私の1日の食事を公開します!


朝食 ・食パン
   ・目玉焼き
   ・牛乳

昼食 ・ハンバーガー
   ・ポテト
   ・ジュース

間食 ・菓子パン

夕食 ・ご飯
   ・ハンバーグ
   ・みそ汁

夜食 ・アイス



この過去の私の食事のどこに
原因があるのでしょうか?


原因となる食事

砂糖、甘いもの

糖質のとりすぎは
血糖値の乱高下を引き起こして
副腎に負担をかけます。



副腎疲労の方は
低血糖を起こしやすいため、
甘いものが欲しくなります。


ですが、
砂糖は急激に血糖値を上げるので、
膵臓が反応して血糖値を下げる
「インスリン」という
ホルモンを大量に分泌。


その反動で
血糖値が急降下します。



血糖値が下がれば、
副腎が即座に反応し
「アドレナリン」という
血糖値をあげるホルモンを出します。


この血糖値のジェットコースター現象が
副腎に休息を取らせないようにするのです。


 

過度の糖質制限

多すぎる糖分は副腎を疲れさせますが、
反対に全く摂らないのも問題です。


人はエネルギーを作り出すために
糖質が必要で、
そのためには安定した血糖値を
保つことが不可欠です。


健康な人が血糖値を
保つことができるのは、
食事を食べているからではなく


「糖新生(とうしんせい)」
のおかげです。




「糖新生」とは、
主に肝臓でグリコーゲンなどを
分解して糖を作ることです。


糖新生を起こすために一番重要な
ホルモンが 「コルチゾール」なのです。


副腎疲労では、
「コルチゾール」の分泌が
うまくいかないために
「糖新生」の機能が
低下しているので、


適度の糖質を含む食事で
血糖値の維持を補助する必要があります。


糖質の摂取は
適量を意識しましょう!


カフェイン

カフェインは直接、副腎を刺激して
「アドレナリン」という
興奮ホルモンを出させます。


血糖値や血圧が上がるため、
眠気覚ましとして使われるのですが、


副腎を最も酷使するものです。


1日に何杯も
カフェインを含む飲み物
(コーヒー・緑茶・紅茶など)
を飲んでいる人は、
急に止めるのは難しいと思うので
徐々に量を減らしてみてくださいね。


グルテン(小麦製品)

グルテンは小麦に含まれる
たんぱく質のことです。


グルテンは
急激に血糖値を上げます。



実は、チョコレートよりも
小麦の方が血糖値を
急激に上げやすいのです。


また、グルテンは腸を傷つけ、
全身の炎症やアレルギーを
引き起こす原因に。



副腎疲労と腸内環境は
密接につながっています。


それでもパンがやめられない、
パン屋さんの前を素通りできない
という人は多いですが、
それには理由があるのです!


未消化のグルテンが、
脳に”麻薬”のような
効果を及ぼすからです。



その場合、
徐々に量を減らすといいでしょう。


腸内環境が整えば、
多少のグルテンを摂っても
問題なくなることが多いですよ。


乳製品

乳製品には
たくさんのカルシウムが含まれます。


カルシウムとマグネシウムは
拮抗状態にあり、


どちらかを多く摂取すると、
もう一方は排出されてしまいます。



それを防ぎ、身体を健康に保つためには
カルシウムとマグネシウムの
理想的な摂取量比率は2:1です。


ですが、牛乳には、11:1と
カルシウムが過剰に多く含まれます。


マグネシウムは副腎疲労治療の
キーとなるミネラルです。



そのマグネシウムを
十分に働かせるためには、
多すぎるカルシウムが

邪魔になってしまうんです。



もちろん、カルシウムは
体にとって大切な栄養素なので
適度に摂ることは必要です。


また、乳製品のタンパク質カゼインも
同様に麻薬のような物質として、
牛乳依存を引き起こすことがあります。



ただし、
何事にも例外はあります。


相性の良いヨーグルトがあり、
それを食べることで
明らかに腸内環境が改善するなら、
是非摂りましょう。


食事全般に言えることですが、


「自分で食べて調子がよくなるもの、
悪くなるものを見極めていく」
ことが、もっとも重要です。



加工食品

加工食品の問題もいろいろありますが、
一つは保存料などの添加物です。


保存料というのは
言い換えれば殺菌剤で、
これが腸内環境を壊します。



また、糖分がかなり入っている場合も多いので
注意したいですね。


化学調味料、人工甘味料

化学調味料や人工甘味料には
中毒性があります。


神経を刺激して、
脳内の神経伝達物質のバランスを崩し、
メンタルを不安定にすることがあります。



買い物をするときは
原材料をチェックして
なるべく避けましょう。


食べるべき食事

副腎疲労の方の多くは、
長年のストレスにより
ミネラルが消耗しています。


また、腸内環境が悪化しているため、
食物繊維を積極的にとることが必要です。


オススメは、和食。
「まごわやさしい」食事です。


(まめ)=豆類
(ごま)=種実類
(わかめ)=海藻類
(やさい)=緑黄色野菜、淡色野菜、根菜
(さかな)=魚介類
(しいたけ)=きのこ類
(いも)=いも類



これらの食材を
積極的に摂りましょう。


副腎疲労に必要なビタミン、ミネラル類、
腸内環境改善に必要な繊維なども
摂れる理想的な食事です!



まとめ

いかがでしたか?


「もしかして、
自分は副腎疲労だったのかも…」



と気付いた方も
多いのではないでしょうか?


身体に優しい食事を摂って
ストレスをためないことが
大切だとわかりましたね!



ですが、いきなり
今回お話ししたことを
いっぺんに始めるのは大変です。


まずは砂糖と加工食品を
控えることから始めてみましょう!



「やってみよう!と思うこと」
「実際やってみて感じたこと」など、


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最後までお読みいただき
ありがとうございました!


にこる

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