眠気と食事の関係

食事

こんにちは!
にこるです。

 

お昼ご飯を食べた後に
強い眠気を感じたことはありませんか?

 

眠すぎて仕事や勉強がはかどらない!
なんて経験あるのではないでしょうか。

 

実は、食事によって
眠気が誘発されているのです!

 

食後の眠気はなぜ起こるのか

眠気の原因はたくさんありますが、
最も大きな原因は
睡眠不足と生活リズムの乱れです。

 

ですが、
睡眠をしっかりとったはずなのに
食後の眠気はどうしようもない…
という時は、
食事が影響している可能性が高いです!

  

食後の眠気の主な原因として、
3つご紹介します。

 

①血糖値スパイク

血液中の血糖値の
急激な上昇や降下のことを指します。

 

食事で糖質をとると、
一時的に血糖値が上がります。

 

このとき、体内で分泌される
インスリンというホルモンが
血糖値を正常に戻してくれますが、
急にインスリンが分泌されると
血糖値が下がりすぎることがあります。

 

このように血糖値が急上昇したり
急降下したりすること

血糖値スパイクと呼びます。

 

低血糖の状態は、
脳に必要な糖分が足りていない状態。

 

脳が「危険」と判断して
休息モードになってしまうため
眠気につながるのです。

 

②インターロイキン

食後に感じる倦怠感の原因として
注目されているのが、
インターロイキンという
生理活性タンパク質です。

 

インターロイキンは、
糖分や脂肪分が多く含まれている
食事を摂取することで
多く分泌されます。

 


このインターロイキンの
影響によって倦怠感がもたらされ、
この倦怠感が眠気として
感じられるのかもしれません。

 

③睡眠中枢

糖質をとると、
血糖値が一時的に高くなります。

 

一方、脳の視床下部というところには、
睡眠を引き起こす「睡眠中枢」があります。

 

睡眠中枢が働くと私たちは自然と眠くなり、
休息モードに移行します。

 


血糖値が上昇すると、
睡眠中枢の興奮が高まる
ことが
最近の研究でわかったのです。

 

私たちの祖先が厳しい環境の中で
生き延びていくために
「食後に眠たくなってすぐに休息する」
というしくみが、
貴重な栄養分を体に蓄えるのに
役立っていたことでしょう。

 

身体の自然な反応なのかもしれませんね。

 

さいごに

いかがでしたか?
眠気と食事の関係は深い!
と、思ったのではないでしょうか。

 

今回ご紹介した眠気の原因を知った上で、
眠気が起きないようにどうすればいいか?
を考えていきたいですね。

 

対策については
他の記事でご紹介しようと思います。

 

最後までお読みいただき
ありがとうございました!

  

にこる