こんにちは!
にこるです。
今回は「血糖値スパイク」について
お話ししていきます!
昼間のウトウトに悩んでいる方は
少しでも気になったことがある
ワードかと思いますが、
ズバリ、「血糖値スパイク」は
昼間のウトウトの原因です!
でも、結局どういうこと?
と思っている方も、
知ってるけど復習したい!
という方も、ぜひ最後までお読みくださいね!
血糖値スパイクとは?
血糖値スパイクとは、
普段の血糖値は正常なのにもかかわらず、
食後に限って血糖値が急上昇、急降下する
現象のことです。
この現象は、
血糖値のグラフがまるで突出した
「スパイク」のように上昇することから
「血糖値スパイク」と呼ばれています。
通常の場合、
食後2時間経過時の血糖値は140mg/dL未満
であるべきですが、
血糖値スパイクの場合はこの基準値を超えて
140mg/dL以上になることがあります。
血糖値スパイクの原因
血糖値スパイクは、
インスリンの分泌が正常に
行われないことが原因です。
老化や肥満、遺伝などの影響で
インスリンを分泌する膵臓の機能が衰えると、
適切な量のインスリンを分泌できなかったり、
インスリンを分泌するタイミングが遅れたりします。
その結果、
ブドウ糖を細胞内に取り込めず、
血液中のブドウ糖の濃度が急激に上昇し、
食後高血糖と呼ばれる状態になるのです。
<食後高血糖とは>
食後高血糖とは、
食後2時間が過ぎても
血糖値が高い状態のことを言います。
食事をすると血糖値は高くなり、
2~3時間以内に正常値(110mg/dl未満)
に戻るのが一般的です。
しかし、血糖値が低下せず
長い時間140mg/dl以上の値が続く場合には
「食後高血糖」と判断されます。
食後血糖値が高い状態が続くと、
糖尿病の発症リスクが高くなります。
なので、食後高血糖は糖尿病だけでなく
糖尿病予備群においても
重要な指標のひとつなのです。
血糖値スパイクの症状
眠気・だるさ
急な血糖上昇に対応して
過剰に分泌されたインスリンにより、
「眠気」や「だるさ」を感じることがあります。
頭痛
食後血糖値と関連する頭痛には
二種類あると言われています。
一つ目は低血糖から
引き起こされる頭痛です。
二つ目は血糖値スパイクによる
慢性的な動脈硬化により引き起こされる頭痛です。
気絶
過剰に分泌されたインスリン
によって血糖値が急降下し、
低血糖状態に陥ることがあります。
低血糖状態では意識が朦朧とし、
時には気絶することもあります。
※血糖値スパイクは、
自覚症状がほぼないと言われています。
その理由は、
時間が経つと血糖値が下がり、
正常な範囲に戻るため、
その間に特別な症状を
感じにくいからです。
また、定期的な健康診断の
空腹時血糖値測定では、
食後の高血糖を検出しにくいという
要因も影響しています。
血糖値スパイクの症状に気づいた場合、
糖尿病の進行が考えられます。
そのため、
「食後に急激に眠くなる」
「頭痛がする」などの自覚症状がある場合は、
放置せずにすぐに医療機関に相談してくださいね。
血糖値スパイクを起こしやすい人の特徴
・運動不足
・血縁者に糖尿病の人がいる
・満腹になるまで食べる
・炭水化物中心の食事が多い
・朝食をとる習慣がない
・食べる速度が早い
心当たりはありませんか?
ひとつでも当てはまると
血糖値スパイクを起こしやすい状態です。
身体に負担をかけて
糖尿病へ近づかないように、
どれかひとつでも良いので
さっそく今日から
意識していきましょう!
まとめ
いかがでしたか?
血糖値スパイクは
身体に大きく負担をかけていることが
わかりましたね。
その症状として
「眠い」「だるい」「頭痛」
があることもわかりました。
ですが、この症状はよくあることで
まさか血糖値スパイクが原因だとは
気付いていない人が多いのです。
そこが血糖値スパイクの
こわいところですね。
これを放置していると
神経や血管にダメージを与えて
重篤な合併症に繋がる可能性があります。
健康診断で糖尿病の可能性が指摘された方や、
食後の眠気・だるさを感じている方は、
早めに受診することをオススメします。
この記事をここまで読んでいる
あなたは素晴らしい!
自分のカラダと向き合おうと
努力されていますね。
その調子で行動して
どんどん気付きを得て不調を改善し、
昼間のウトウトをなくしていきましょう!
最後までお読みいただきた
ありがとうございました!
にこる
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